ケトジェニックな食生活を応援します。

ケトジェニックって?

こんにちは。
KETO-BAKE®︎です。

グルテンフリー、低糖質なケトジェニックな焼菓子を作っています。

前回、私が作っているケトジェニックな焼菓子について簡単に書かせていただきました。

今日は、ケトジェニックについての大まかな説明を。
あくまでも、医療従事者でも栄養士でもない私が自身の体感や個人的なデータも基にしながら書いていこうと思います。
感覚としてケトジェニックがこんな感じなのかな、とわかっていただけたら嬉しいです。

目次

てんかんの症状抑制がはじまり

ケトジェニック は、もしかすると「ケトジェニックダイエット」 という言葉で知られているかもしれません。

一般的なお米などの糖質を多く含む食事をしてから3〜4時間くらいたってくるとお腹が空いてきます。
そのまま何も食べずに、さらに時間が経過すると、
体内の糖が枯渇し、脂肪細胞を分解してできるケトン体を肝臓で作られますが、通常ケトン体は、普段炭水化物や甘いものを食べていると、血中にはほとんどない状態です。

すると、「さっきまでお腹が空いていたけど、そうでもなくなってきた」と感じるようになります。
この状態がまさに、ケトジェニック(脂質が主燃料)な状態です。
身体が脂肪を燃料として使い始めた、そんなイメージになります。

ケトジェニックダイエットの始まりは、1920年代にさかのぼります。当初は、減量やフィットネス目的ではなく、てんかんの治療法として考案されました。1921年、アメリカの医師ラッセル・ワイルダーが、てんかん患者に断食(*1)を行うと発作が減少することに着目し、同様の効果を得られる食事法としてケトジェニックダイエット(このダイエットは”食事法”という意味)を提案しました。
(*1)断食はケトジェニック状態を手早く達成できる手段の一つですが、健康面のリスクも伴うため、医療従事者や栄養士の指導のもとで行うことが推奨されます。

パフォーマンスがアップ

肝臓で作られたケトン体が脳へ送られエネルギーとして使われるケトジェニックになると、
グルコジェニック(糖がエネルギーの状態)の時よりも、パフォーマンスのパワーがアップすると言われています。

体感としては、
・頭が冴える
・頭が冴えた状態が持続する
・集中力がアップする
・お腹が空かない(空きにくい)
・重だるい感じや、食後の眠気がほとんど無い
・身体のキレを感じる
・メンタルが落ち着く
・やる気が満ちてくる
など

他にも、こんなことが期待できるといわれています。
・病気の予防
・医学的なメリット
・予防医学的なメリット

また、
・糖尿病やアルツハイマー型認知症
・肥満症
・乳がんの再発率低下
・生活習慣病

などに応用できる と言われています。

やり過ぎに注意

これは私の個人的な体感ですが、
ケトジェニックでもあるリコード法のコーチングを受けて(別記事に体験記を載せています)、その後ケトジェニックをゆるゆると続けている今年、コロナ後初めてジムに行きランニングマシンで走りましたが・・・辛かったり息切れをすることがありませんでした!!
それまでは、マメにジムに行っていたのに毎回息切れしながらも頑張っていたのですが、確実に年齢を重ねているのに今が一番ラクに走ることができています。
明らかに元気になっているのを感じられました。
続けてきていてよかったなと、改めて思いました。

ちなみに、ゆるゆると・・と書きましたが、
病気予防や健康維持などの目的で行うケトジェニックは、長い期間毎日ずっと行うことはあまり体にいいとはいえない、とのことです。
長期間の極端な糖質制限は、栄養バランスの崩れやエネルギー不足につながる可能性があるため、注意が必要です。
私の体感では、長期間続けていると久しぶりに糖度の高いものを食べると心臓がバクバクしてしまいます。
時々、体がインスリンの分泌を忘れないように、刺激を与えてあげるようなイメージかなと。お米や糖質が多めの野菜、時々スイーツを食べて、自分の気持ちもストレスのないように心がけています。

一説によると、低糖質ではない食事と交互に続けていくのが一番認知機能に効果的、というデータもあるそうです。
ケトジェニックな食生活を続けてきている今、私もそのほうが体調がいい気がしています。

正しい知識と方法で、無理のないよう実践することがとても大事になると思います。

では、ケトジェニックな状態を維持していくのには?

・・・続きはまた別の投稿で。

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