ケトジェニックな食生活を応援します。

薬をやめたら・・・

こんにちは。KETO-BAKE®︎です。

母が飲んでいた薬のことなどについて書きたいと思います。

もちろん個人差がありますので、あくまでもわたしの母の場合、です。

目次

変な様子

アルツハイマー型認知症の母は、
近くの認知症専門クリニックに月に一度通っていました。
そこの診断で、可能な限り処方できる薬は全種類最大量まで飲んでいました。

最大量飲んでいたのもあってか、頭が痛そうで重だるそうにしていました。
そして、
(うまく表現できないのですが)急に変なことを言い出したりして、母はもう今この体の中にいないのではないか?みたいな、何か憑依しているのかな?と思ってしまうような「変な様子」で、
なんというか、魂がしっかり入っていないような・・・
認知症の症状ともまた違った様子の変わり方でした。

それでも
薬で抑えられるのなら、と、
続けていました。

その薬は数年続けていましたが、
わたしがリコード法のコーチングを受けたことを機に、そのクリニックの先生にご相談することにしました。
先生の見立てでは、母の(遺伝子の)場合は、薬をやめその代わりに栄養のある食事、それが無理ならサプリメントと、何より効果的なのが運動をすること、
とのことでした。

それで、施設の担当医に相談し、薬をやめていく方向で決まったのです。
飲んでいた薬は一気にやめられないので、徐々に時間をかけてやめていきました。

そうしたら・・・
その「変な様子」がなくなりました
もちろん認知機能の回復はしていませんが、急に低下が進んだ様子もなく、
落ち着きが戻ったような、そんな感じでした。

幸いなことに、母は持病のようなものがほぼなかったので、
今は、おすすめいただいたサプリメントを施設の人にお願いして飲ませてもらっています。
個人的には、サプリメントだけでなく私の作ったKETO-BAKE®︎を、朝のパンの代わりに食べてもらったり、おやつの時間に食べさせてもらえたら栄養価もアップするなと考えて必死になって作っていましたが、母だけ別のものを食べさせるのは施設ではなかなか難しいようで・・・。
残念ですが、母に会いにいく時に持っていき一緒に食べたりして、母には味わってもらっています。

お薬に関しては、他のお医者様や介護関係の方々からも、お薬をやめることに否定的な考えの人はほとんどいませんでしたので、個人差はあると思いますが、認知症の薬がどこまで効果があるのか、ご本人の様子を見ながら続けるのがいいのか止める方向にするのがいいのか、判断するのもいいのかもしれません。

これから先、もっと新薬も出てくるとは思いますが、
できれば、薬に頼るのではなく、予防する、早めに食い止める、その方向で行ければ、
自分が自分で自分の人生を自分らしく送れる時間がもっと長くもてる、ことにつながります。

3型糖尿病⁈

別の記事にも書きましたが、
アルツハイマー型認知症は、生活習慣病のひとつとか、3型糖尿病とも言われています。
ですから、生活を変えると予防できるものと捉えていいと思うのです。
たとえリスクが高い遺伝子を持っていたとしても、生活スタイルを変えることで予防できるとも言われています。
逆に、遺伝子的にリスクが低くても、生活スタイルによっては発症してしまう可能性も否めません。

がんは手術で治せる可能性が高い時代になってきていますが、認知症は今のところ保険適用の治療ではまだそこまでではないのが現状です。
認知症はただの”物忘れ””ボケ”だと思っている人も多いようですが、
少なくともアルツハイマー型認知症を発症した母を見ていると、それだけではないのは明らかです。
いずれ自分が自分でなくなっていく、自分自身のことも忘れてしまう・・・それを考えると軽視していいものではないなと思っています。
向き合うことは怖いです。だから予防のうちから取り組んでおくことが大事になってくるのではないかと考えます。
そして発症してしまっても、ちょっとした取り組みで脳に栄養を送ることや刺激を与えるなど、できるだけ薬に頼らずに進行を遅らせることは可能な時代になってきました。諦めずに取り組むことが大切だと思います。

少しの積み重ねが将来を大きく左右する、そう考えると自分のこれからのこと、親御さんのこと、改めて生活態度を見直すことを検討しても損はないかと思います。

一説によるとアルツハイマー型認知症は、40代の頃からじわじわと進行し始めると言われています。
まだまだ元気なうちから予防のことまで考えられないのが正直なところですが、日頃の生活が将来大きな違いとなって現れることを考えると、他人事ではいられなくなります。
今の身体の状態も快適になり、日頃のパフォーマンスも上がり、重だるい毎日から抜け出せること、そのことが認知症予防をすることにつながるのならば、予防と捉えるのではなく、今現在の体を快適にする、今の生活をラクに快適に過ごす、そんなつもりで行うと、予防対策へのモチベーションも変わってくるのかなと思います。

アルツハイマー型認知症や生活習慣病は、糖質の摂りすぎがかなり関係していると言われています。(他にも原因がある場合もあります)
いつもの食生活を見直して、
今の体や生活を快適にする、そして認知症や生活習慣病の予防にもつながる、
ちょっとした心掛け次第で、快適な毎日と病気を防ぐ、の両方を手に入れることができるのではないか、そんな風に捉えられたらと思っています。

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