ケトジェニックな食生活を応援します。

オレンジ・ランプ

こんにちは。KETO-BAKE®︎です。

今日は認知症に関する催しがあり、それに行ってきたことを少し書きたいと思います。

目次

世界アルツハイマーデー

本日、9月21日は「世界アルツハイマーデー」ということで、東京都三鷹市の認知症の催しに参加しました。
第12回「認知症にやさしいまち三鷹」には定員を遥かに超える大勢のかたが集まり、認知症への関心が高いことがわかりました。また、市の取り組みも積極的なことが伺えました。

常識的に知っている世の中に・・・

前半は、パネルディスカッション。
認知症の当事者の方々が、率直なお気持ちを包み隠さず話されていたのが印象的でした。
認知症になってどんな気持ちだったか、今どのように向き合っているのか、そしてどのような生活をおくっているのか、周りの人にどうあってほしいか、など大変貴重なお話を聞くことができました。

当事者の方々は、現状をポジティブに受け取っていたのが印象的でした。
自分は認知症なんだ。だから物忘れもするさ。それでもやりたいことをやっていきたい
そんなお話が聞けたことが、とても前向きな気持ちになりました。
周りの人も、今のその当事者のありのままを受け止めることで、理解とサポートへつながる・・・
理解した上で接すると「いいのよ気にしないで」と素直に受け入れることができる。
本人と他者の間が、隔たりではなく共存になる・・・そう感じました。

後半は、映画「オレンジ・ランプ」の上映でした。
この映画は、若年生アルツハイマー型認知症を発症された実在の人がモデルの物語。
当事者の男性とその妻、家族、職場の人や周囲の人たちとの関わりを通じて見えてくるものを描いていました。

映画を観ての感想は、
認知症は他人事ではない、ということ。若いから関係ないということはない、バリバリ仕事をしていても可能性はある、自分の周りに認知症の人がいないからよくわからない、認知症は不治の病という認識でそれ以上のことはよく知らない、そのような今の世間の認識を反映していてリアルでした。
もっと認知症に対して、常識的にみんなが知っていることだったら・・・そしたら、自身の予防に対しても、そして周りへの理解度も変わってきて、それほど恐れることではないのではないか、そう希望を感じさせるストーリーでした。

明るい未来にしていくことは、可能性はゼロではないわけで。
もっともっと多くの人が当たり前のように知っている世の中になることを切に願います。


目次